一護の誕生日 
 (闇サイトから)





1. 藍染とサシ勝負ができる 2. 更木隊長から剣術を教えてもらえる 3. 浦原に鍛えてもらえる 4. 白哉兄様に礼儀作法を習うことができる 5. 総隊長に死神の心得を聞く(武勇伝を聞く)事ができる
「なんだこれ?」  ルキアから 手渡された紙には 上記の文字。 その下には ルキアお得意の何だか分からない絵。 朝も暗いうちから 叩き起こされ、尸魂界に帰っていたルキアと恋次が 窓から入って来ての第一声は。 「一護、誕生日おめでとう!!」 満面の笑みでそう言って このリストを手渡された。 (もちろん、恋次は 低いテンションと義理の笑顔で・・・・。    ってか、野郎の満面の笑みでの誕生日おめでとうはぜってえいらねえ!! ) いや、祝ってくれるっつー気持ちは嬉しいが、暗いうちの寝込みを襲っての 誕生祝いは迷惑なんですけど・・・・。 いや、ルキアだけなら、その満面笑顔のおめでとうは とても嬉しいが  恋次を連れてくるな!! っつの! 「何って誕生日のプレゼントだ。  私の力では これが 貴様にやってやれる精一杯だ。」 そういうルキアの顔は どこか得意気で・・・・・・。 ーー後ろの恋次が よく頑張ったよなぁ  的に 頷きながらルキアを見てるのが   また超ムカツク!!  「ってか どうして このリストが誕生日プレゼントになるのか、わからねえよ!?」 ーーしかも、何だよ、この5択 はよ!?  ほんと意味わかんねえよ!! 「ふん、貴様、 私が現世の金など持ち合わせていない事は 知っておろう?  だからだ!」 (・・・・だからそこは 威張って言うところじゃねえから!) 「いや、だって、 ふつうはさ、 金のかからねえ事でも  祝ってくれる本人が 何かしてくれるもんなんじゃねえの?」 「ほう 貴様 私に何かして欲しことなどあったのか?    いや、私もそうしようと思っておったのだが、兄様と恋次が・・・・・・・ 」 すかさず、恋次が身を乗り出して来て ルキアの言葉を継いだ 「もし、ルキアに 何かして欲しい場合にはだな、なんと もれなく まず   リストの全員から祝ってもらえる。    もちろん、俺も参加させてもらう。  そうするとだな、一日しかねぇ てめえのきちょう〜な 誕生日が ルキアに  祝ってもらう前に終わっちまうから やめておけ と 忠告したって訳。 」 ーー待て待て待て!!  今 おまえ、うっかり参加って言ったろ?   参加ってなんだよ?!   しかも 終わっちまうって どういう意味だよ。   なんか 一日としての終わりってよりは 人生の終わりって聞こえた気が・・・・ 「ふん、理屈はよく分からぬが、恋次はともかく、兄様が仰る事に間違いはないからな!  さぁ、一護選べ!」 偉そうなもの言いだが、その嬉しそうなルキアの笑顔は反則だ!! ーー俺は仕方なく、一番実現不可能そうなのを選ぶ。   ルキアを困らせて、その顔が見たいという悪戯心が起きたからだ! 「じゃ、一番の藍染とサシで勝負にしようかな?!」 俺の言葉にルキアがとても驚いて、俺を見上げている。 ーーあの藍染をここに連れて来れるのかよ。 どうだ?! 「驚いたな、兄様の仰った通りになったぞ。」 「ーーーはい?」 ルキアの言葉に 今度は 俺が驚く番だった。 ーー白哉の予想通りって? 突然、ガラッと押入れの扉が 開いて 藍染惣右介が現れる。 「やぁ、黒崎一護くん。 僕への指名ありがとう。    さぁ、早速 私とめくるめく世界へ 行こうじゃないか・・・・・。  もちろん、初めての君には 優しくサシてあげるから  安心したまえ。  私は 結構ねちっこいから念入りにカリ、スジ、袋を責めてあげるから、初めてでも昇天  間違いなしだから安心したまえ。  何より私は 芯技体力と三拍子揃った業モノ刺だから全て任せてくれたまえ。」 そう言って すかさず俺の腕を掴んだ。 「待て待て待てぇ!  いやいや、待ってください!  (泣  アンタいつから そこにいたんだよ!?   だし、アンタの言ってる サシ勝負って、俺の希望とかなり違うんですけど!?  アンタの言葉の変換機能 ものすごくおかしいから!!    !!! ちょ、ルキアは?  この頭のおかしい エロ満載のおっさんを連れて来たルキアは?」 その問いに答えた恋次は 窓枠に手足をかけて、すでに逃げる気満々だ! 「ルキアなら、藍染さんが 口を開く前に隊長が連れて行ったぜ。」 まるで当然のことのように言いやがった。 「阿散井君、 君は何処に行くつもりだい?」 穏やかな声で藍染が 恋次を呼び止める。 ーーこの穏やかさが がち怖い。 「ーーーいや、あの、 俺はまだ尸魂界に仕事が残ってますんで・・・・・・・。」 しどろもどろに答えながら、さっさと逃げようとしてやがる。 だが、藍染の白い服の袖の中から 長い白い布が さっと飛び出し恋次に巻きついた。 「うぉおお〜〜! 藍染さん!   俺は関係ないって。  あんた、今日は一護の誕生日で来たんでしょーが!!」 「たしか君も、来月 誕生日だったよね?  安心したまえ。   私は 君らの二人や三人の相手をしたとしても 3日は頑張れるから!」 ーー勘弁してくれ!! ーー冗談じゃねえ〜!! 「いや、俺のことは お気遣いなく・・・・・・」 「いやいや、おっさん 俺の事も別に祝ってくれなくていーから・・・・・・」 ーーーー反膜・ネガシオンーーーー 三人は 光に包まれて虚圏に行く・・・・・ ーーこれで邪魔者は 全て片付いた・・・・・ 尸魂界の綺麗な空の下 白哉が ルキアとお茶を飲みながら、 そうこっそり独り言を呟いたとか ・・・・・
いや〜〜!!  普通〜に 一護の誕生日祝い話が 書かれるはずだったんです!!  以前に 白哉様が 踏み付けてしまったから、 申し訳ないと思い、 今度は 一護にいい目を見せるはずだったんですけど!! 突然! 脳内に藍染惣右介が 乱入!!   こんなことに・・・・・ エロ用語満載? の藍染惣右介様wwww ありがとうございました。

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