18歳未満はご遠慮くださいませ。 「氷雨」よりは『うら裏』並みに(当社比) 性的表現が露骨なので苦手とする方はお止めください。 大丈夫な方だけ下にスクロールして下さい。 告 白 3 続2 無器用に俺の着物の袷を大きく開いて胸元を露わにして 鎖骨から胸の刺青の上を 子猫のように小さい舌で舐めて、肌の上を小さな手が 細い指先がにたどたどしく 弄る様に這わせていくーーだんだんと荒くなる吐息にーールキアの俺を見上げる視線が あまりに蠱惑的で我慢も限界。 抱き上げている手を動かそうとした途端 「だめだ、恋次。 動くな!」 ルキアから籠もった声で制止される。 その勝ち誇ったような悪戯っぽい瞳に ーーちきしょ、てめ 何言ってやがる! と思うのだが、その嬉しそうな可愛らしい笑顔にとりあえずそのまま従うしかない。 けれどもその紅く薄い唇が煽情的に俺の乳首を含んで、中で舌が動かされるとさすがに 声を上げずにいるのが精一杯、奔る快感に身体がびくりと動いた。 我慢も限界ーーこのままではプライドに関わると、素早く抱き変えて髪に手を差し 入れて上向かせると急な動きに驚いているルキアに深く口吻けて一気に攻めに転じた。 深く口吻けながら 帯締め・帯揚げ・飾り紐を解いて移動すれば、殺風景な畳の上に 鮮やかな彩りが拡がり、それが酷く官能的に映る。 俺の色の無い心象風景にこんな艶めいた彩りを落せるのもルキアだからこそ。 寝室の襖の前で口吻を解いて軽くルキアを持ち替えるとばさりと音をたてて帯が落ちる。 深い口吻に 交わる魂魄の熱に浮かされていたルキアがその音に気付いて少し正気に戻り、 呼吸もやっとのくせに抗議してくる。 「・・・・れん・・じ・ きさま・・・ うごくな・・と・・」 「悪いな、俺の気の短さはお前も承知してるだろ?」 声を低くして囁いて ルキアの弱い耳元から首筋に口唇を寄せて吐息とともに啄ばめば、 抗議の声よりも甘い吐息で反応が返ってくる。 「・・・・んっ・・ふ・・んんっ ぁあっ・・でも・・まだ・・・」 伊達締めを解いて ルキアを抱いたまま寝台に座って 胸元の鎖骨に添って口付ける。 「・・・・続きはまた今度な。 俺にも我慢の限界ってのがあるんだってーー」 「・・れん・・ ばか・・あぁ・・んっ・・・」 「バカはてめぇだろ・・・ だいたい教えろといったのはてめぇだ・・・。 いい加減観念して 素直に俺を感じろ。 もっともっと俺を知って もっともっと俺を求めろ・・・ ルキア・・・」 左手で抵抗しようとしたルキアの片手を拘束して 袷を大きく開いて胸元に口吻て 右手も胸元に差し込んで焦らすように指先で表面を軽くなぞる。 「・・・ふぁっ・・・あぁっ・・・ やめ・・・あぁ・・」 小さな身体が大きく震えた。 背中に回された細い右手が抗議するように 耐えるように俺の着物を強く引く。 逃げようと身体を捩る 諦めの悪い 己を知らないルキアを寝台に寝かせて両手を 頭上で組んで抵抗も許さず 感じてはっきりした形を見せた胸の頂を口に含む。 途端に仰け反る様に身体を突っ張らせて 細く悲鳴を噛締めて左右に首を振って その強い快感を俺に伝える。 何度も胸を全体を大きく揉んで乳輪をなぞり 触れられるのを期待した頃に頂きに触れ 転がし 舐めて 吐息で煽って ところどころに白い肌に赤い印を焼き付けていく。 「・・ぁあっ・・ はぁっ・・・れん はぁ・・んっ・・ぁっ・れん・・じ・・」 繰り返される愛撫にただ耐えるように 喘ぐように 吐息を漏らして俺の名を呼ぶ ルキアに愛しさが 熱情が増していく。 乱れた着物の裾から内腿をなぞるように花芯に近づいて 無駄に抗議の声を上げようと する勝気なルキアの小さな唇を己の唇で再び塞ぐ。 「・・・・・・ぁあっ ぃやっ・ んんーー」 わざと周りの花弁を弄んで 一番触れて欲しい場所には触れずにいると 焦れたルキアが 俺の名を切なく呼んで求める。 「・・・・れん・・じ・・・ ばか・・・ やだ・・・・・・れんじぃ・・・」 充分に濡れたそこに触れただけで小さく痙攣するように震える感じ易くなっている その中のかき混ぜれば、求めるように蠢いてさらに水量が増す。 「・・・ルキア、嫌か?」 快感に耐える苦しそうな顔の潤んだ瞳を覗き込めば、真っ赤な困ったような顔で 「ばか・・・」と可愛らしく罵られる。 俺にしがみ付いて顔を隠すその仕草さえ愛しくて いつもなら一度イカせてから本番に 突入するのだが、そんな余裕が俺にも無くなっていた。 大きく押し広げた膝に割り入り、猛る自身を擦ってぬるりと飲み込ませると望んだ快感に 耐える切なく苦しそうな顔に嗜虐心を煽られる。 喘いでいつもより甘い声で反応するルキアと手を繋ぎ合ってゆっくりとルキアの内部を 魂魄を その表情を堪能する。 「・・・やっ・・・ やぁっ・・ ぁあっ・・・・れ・・んじ・・・ ぁっ・・」 「ルキア・・ ルキア・・・ もう・・俺を避け・・るな。 不満・・があれ・・ば・・その都度・・・伝えろ・・・」 もう完全に快感に溺れているルキアにこんな事を今、伝える己の愚かさをどうかと思うが、 それでもこんな話を今更言わなくちゃならないほど自身が魂魄同士の触れ合う熱に飲まれ 快感に溺れて放ってしまいそうだったので仕方ない。 動きを大きくして 深く突き立てれば、ルキアがキツク手を握り締めて 中の俺自身を強く 締めつけてくる。 甘く細い悲鳴をあげて果てたルキアを強く抱き締めて精を放った。 逢えない切なさが募った方が会って抱き合った時の快感が増していいかもしれないと ちらっと頭を掠めた事はルキアには内緒だ。 万が一喧嘩別れするようなことになったら・・・・と考えれば、あまりに馬鹿馬鹿しい。
あとがき ありがとうございました!